ゴルフの思い出

私の書架に一個のゴルフボールが飾ってある。泥にまみれたままのそのゴルフボールは私の宝物の一つである。
このボールは30代の半ば頃、糸島半島の芥屋ゴルフ場で初めてハーフ30代で回った時の記念すべきボールで、その時着いた泥も拭かずにそのままにしている。
ゴルフに熱中してた頃は毎週のようにプレーし、たまには北海道や沖縄まで遠出するほどの熱中ぶりで、九州のゴルフ場はほぼ制覇したと言っても過言ではない。打った球はトラック何台分だろうか、使ったお金はゆうに一千万円は超えているであろう。
今思えば、そのお金と時間をほかのことに使っておればとも思うのだが、こればかりは取り返しが効かない。
何時ぞやお話したように、10年前にゴルフにおさらばしゴルフクラブも捨ててしまった。今ではこのボールだけが唯一私がゴルフをしていた証である。
風薫る頃になるとどうしてもこのゴルフのことを思い出し、時々テレビ中継で楽しんだりしている。

  薫風や谿に消えゆくティーショット  英世



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美しい相撲

相撲大好きと言うわけではないが、やはり日本人力士の活躍があれば、テレビ桟敷に座り込むこともある。
そんな折、相撲は美しいなと思う出来事があった。
日本相撲協会が東京五輪を盛り上げようと、外国人や障害者らに相撲に親しんでもらうためのイベントを開いたが、その中で、日馬富士と鶴竜の両横綱が相撲の基本形と言われる上、中、下段の「三段構え」を貴乃花以来20年ぶりに披露したのである。
テレビニュースで見た私は思わず「美しい」と口にした。
ゆったりとした動きの中に、流れるような「三段構え」が披露されると、相撲が格闘技であることを忘れさせてしまう。
相撲は本来神事である。その神に鍛え抜かれた美しい肉体と戦いの型を披露することから始まったのかもしれない。

 大前の型美しき相撲かな  英世

若き女子ゴルファー

昨日は仕事も吟行も何もない完全な休みで、山に登ろうかと天気予報を見ると、何と最高気温が30度を超える夏日の予想であった。
こんな日に山に登ると危険だと判断して、久しぶりにテレビで日本女子オープンゴルフを見ることにした。
目的は高校の後輩で、かつてこの日本女子オープンで優勝したことのある馬場ゆかり選手を応援するためだったが、残念ながら画面に彼女の雄姿を見ることは出来なかった。
ところがかつてゴルフに熱中していた私は、だんだんとその画面に引き込まれていった。
と言うのはアマチュアの畑岡奈紗と言う17歳と263日の少女が、あれよあれよと言う間に優勝してしまったからである。
勿論アマチュア選手の日本オープン優勝は初めてであり、国内メジャー大会の最年少優勝記録も大幅に下げてしまうと言うおまけつきであった。しかもベストテンにアマチュアが3名もいた。
周りのプロ選手が不甲斐ないのか、それとも10代の伸び盛りの選手が一挙に頭角を現してきたのか、いずれにしてもこれからが楽しみである。

  秋晴や十七歳のティーショット  英世

野球シーズンが始まった

桜の開花と共に私の野球シーズンが始まった。
まず高校野球だが、春の甲子園とは別に各地区で春の大会が開催されている。
我が母校久留米商業も甥の長男をエースに立てて参戦したが、応援に行く暇もなく初戦で消えてしまった。こちらは夏の大会に期待するとしよう。
一方プロ野球だが、わが命ジャイアンツは高橋新監督を迎えて心機一転と行きたいところだったが、賭博問題や清原問題などが尾を引きなんとなく靄の中の開幕となった。
それでも、昨日の開幕戦はエースの菅野が先発し、昨年痛い目にあったヤクルトを撃破すると言っ幸先良いスタートを切った。今後の熱戦が楽しみである。
この半年家内の好きなスケートとか卓球、テニスと言ったスポーツに付き合わされてきたが、やっと我が野球―シーズンの到来である。
美味しいビールを飲みながらお茶の間の最高席で観戦するとしよう。

 巨人勝つ桜の花の散らぬ間に  英世  

U18

このところプロ野球に少し厭くと言うか興味が薄れていたが、そんな折に新鮮な野球に出会った。
それは先ほど開催された野球の「U18ワールドカップ」である。
U18とは別に野球に限った訳ではなく18歳以下の年齢制限のことで、その一つがこの野球ワールドカップなのだ。私にはそのU18野球が新鮮に感じられた。
何が新鮮かというと若人の伸び伸びとしたプレーで、そこにはプロ野球には見られないスピードがあった。若さがあった。真剣さがあった。
その中には甲子園で活躍した選手だけではなく、不運にも甲子園には出場できなかった選手も含まれ、それぞれ大活躍していることが嬉しい。
日本チームは一・二次リーグを全勝で突破し決勝に駒を進めて、宿敵アメリカと決勝戦を戦ったが、やや若さが出て惜敗した。
勝敗は別にして、彼等の若々しいプレーに久し振りにすっきりした気分であった。

 若さとは夢のスピード野分立つ  英世

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