今日は月曜日

今日は月曜日である。
週のはじめと言うだけで別に普段と変わりはなさそうなものだが、私にとってはこの月曜日は特別な日なのである。
と言うのも月曜日はほとんどの施設が休みで、図書館はもとより動植物園も休みで一日中退屈してしまうからである。
この日に仕事が休みの場合、ましてや雨降りの日などは本当に何をしていいかわからず迷ってしまう。
女性であれば地下街やデパート巡りもあろうが、私にそんな趣味はない。
だが、待てよ。自然に休みはない。周辺の山々や野原、河川敷に休みと言うことはない。そうか今日は天気もいいし、このような日こそ山に登ればいいのだ。
このブログを書き終えたら久しぶりに脊振山に登るとしよう。

 春の山しばし無聊を慰めむ  英世

スポンサーサイト

髪油

髪油と言っても今の若い人には「何のこっちゃ」と言うかもしれないが、私たちの若い頃は整髪料のことを髪油と言っていた。
理髪店に行っても「油は何にしますか」と聞かれたものである。最近は髪が少なくなったこともあって、ここ十年来洗髪してもわずかのヘアトニックだけで、髪油を付けたことはなかった。
ところが、ある日公式行事があると言うので、朝シャンをして出かけようとしたところ、急に髪油を付けようと思いたった。全くの気まぐれである。
残り少ない髪に油を付け七三に分け(たつもり)で颯爽と出かけたまでは良かったが、帰ってきてからが大変であった。
鏡を見ても別に変っところはないのだが、なんとなく髪が埃っぽい。春の風に巻き上げられた埃が油べったりの髪に絡みついているような気がして仕方がないのである。
夏ならばともかく春のこの時期に、一日に髪を二度洗ったのは初めてであった。

  髪油にからまる春の埃かな  英世

囲碁を再開した

会社に入ってすぐのころ先輩から囲碁を教えてもらい、それ以来昼休みになると毎日のように碁を打っていた。
少しは上達したかと思っていたころマージャンを覚え、ゴルフを覚えて囲碁からはすっかり遠のいていたが、それでもNHKの囲碁番組はよく見ていた。
その囲碁を再び始めることにした。
といっても相手はインターネットの無料ゲームである。頭の隅に残っていた定石を引っ張り出して暇な時に対局しているが、昔のようには頭がすぐには回転しない。
何でもないミスをしたり、大局を見失ったりと悪戦苦闘していたが、徐々に勘が戻ってきたのか、勝ったり負けたりのいい勝負である。
誰に迷惑をかける訳ではく、暇つぶしが一つ増えたようなものである。

  碁敵はパソコン画面うららなり  英世

シルバーOB会

私の三度目の職場はシルバー人材センター事務所であった。福岡市シルバー人材センターは福岡市の各区に事務所を設置している。
シルバー人材センターは会員制なので正式な社員ではない。会員は概ね外部作業や室内作業に従事する訳だが、事務所員はその会員の中から適材を選んで、会員の就業先の紹介や手助け事務処理などをするのが任務である。年限は約3~4年で時期が来れば交代する。
一昨日、その中央区の事務所で仕事をしていたメンバーが集まり、それこそ第二の職場OB会を開いた。
集まったのは私が所属していた4年間に机を並べていたメンバーばかり12人で、なぜかこの年代だけが毎年OB会を開き、今でも交流を深めている。
シルバー以前のそれぞれの経歴はまちまちで、近況報告の他にこれまでの生き様の話なども飛び出して、破顔一笑の和気あいあいの宴席であった。
次回は7月に開こうと約束した。

  本当だ本当だよと春の宴  英世

草取りⅡ

先日取り残していた娘の庭の草取りと私の家との境界の草取りをした。
草取り鎌を持って娘の庭に出たとたん私は唖然とした。彼女の庭には花と言うものが一切なく一面草ぼうぼうであった。
若くして家を建てたので、花を植える余裕もなかったのだろうと切ない思いであった。それにしても想像を超えて私の家の草取りの二倍の時間が掛かった。
私も覚悟を決め汗をかきながらどうにか取り終えることができた。時給にして2400円相当の仕事量だが、娘が缶ビール(1パック)をくれたことで帳消しとしよう。
その草取りをしながら妙なことを考えた。
俳句を嗜む身の私たちは、野原に出ればやれ蒲公英だ、すみれだ、春の七草だと大はしゃぎしているのに、庭の草となると愛着どころか憎らしい思いになってしまう。ぺんぺん草や仏の座、はこべ、母子草などの春の七草もお構いなしにむしってしまう。
昭和天皇が呟かれたという「雑草と言う草はない」と言うお言葉を、しみじみと思い浮かべながら黙々と草をむしった。

  蒲公英も庭に生えればただの草  英世

 | BLOG TOP |  NEXT»»