新緑

花の季節が終って新緑の季節である。
山好きの私は新緑を求めて山深く分け入るのだが、新樹の下の山道を歩いていると、何となく目許がしばたき出すことがある。つまり新樹の葉っぱが呼吸をしていて、その葉っぱから発する水分が目を刺激するのである。
それでもかまわずぐんぐんと歩いていると当然のように汗をかき喉が渇く。その時の山水ほど旨いものはない。
一応事前に水は用意して登るが、その山水を見付けたらそっくり入れ替えることにしている。
ただし、山水は消毒されていないので家に持ち帰ることはなく、その場で飲んでしまうことにしている。
山で食べるおにぎりと山水、こんなおいしい至福の時はない。

新緑の山が私を待っている  英世  

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重機がうなり声を上げている

朝八時ごろ静かに本を読んでいたところ、突然轟音と共に地震のような地響きがあり我が家が揺れた。理由は隣の木造アパートの解体工事である。
一段低くなっている我が家の隣には、かつて二棟の古い木造二階建てのアパートが建っていた。
そのうちの一棟は数年前に解体され、今は立派な一戸建てが建っているが、もう一方のアパートは少し遅れてこのほど解体され駐車場になるという。
解体が始まってもう十日ほど経ってほぼ解体作業が終わり、がれき撤去に重機が導入されたのである。
重機の力はすごい。大きなコンクリートの塊を次から次へとトラックに積み込んでいる。東京オリンピックの建設現場では、これよりもっともっと大きな重機が何台も活躍していることであろう。
それにしてもこの振動と轟音はひどい。早く工事が終わってく欲しいと願っている。

  解体の重機の音や黄砂降る  英世

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九州の五つの祭

5月13.14日の二日間、福岡市役所でユネスコ無形文化遺産登録イベント「祭 with the kyushu」が開催されると言うので、午前中に仕事が終わった昨日の午後天神まで祭見物に出かけた。
市の案内によれば地元の博多祇園山笠行事を始め、戸畑祇園大山笠行事、唐津くんち曳山行事、日田祇園祭曳山行事、八代妙見祭神幸行事が、永い祭の歴史の中で初めて福岡に集合し、祭の活力で九州全体をさらに活性化させるため“九州の山・鉾・屋台特別巡行”を行うものである。
祭は福岡市役所の周囲を山や鉾が、祭ごとに独特の掛け声をかけて次々に周回するもので、最後は地元博多祇園山笠の勇壮な追山笠で締めくくった。
私は地元の祇園山笠と唐津くんち以外は見たことがなかったので、この時とばかり楽しく見させていただいた。
また、広場では各県の観光物産案内と北海道食祭が開かれていた。
ちょど昼時と言うこともあって、北海道の蟹を存分にまでとはいかないまでも美味しくいただいた。

  いち早く祭九州楽しみぬ  英世

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午後からの勤務

世間では今日から普通の生活だが、私は明日まで休みである。
ところで、一昨日も進学塾で仕事してきたが、塾生たちはここが踏ん張り所だと集中して朝から晩まで熱心に勉強していた。
朝から晩までと言うことは、必然的に私たちの仕事も朝9時から夜10時までのローテーション勤務となっている。
実は困った問題が起きている。午後からまたは夜の勤務の場合、仕事に行くまでの時間の使い方に困っているのである。
午後からまたは夜の勤務の場合、勤務時間前の行動には少なからず制約を受ける。
なぜならば、勤務前に車を運転して事故でも会えば勤務に支障が出る。車以外でも何が起こるかわからないので結局は家で本を読むなどして静かにしていることになる。
つまり、午後か夜の勤務のはずなのに一日中気が抜けないのである。
長年のサラリーマン生活で自然と防御と言うか事前準備の習慣が身についている私にとって、午後からまたは夜の勤務とは言え朝から構えてしまうのである。
別に不満はないが、サラリーマン時代の習性とは恐ろしいと感じている。

  明易や定年男の大はしゃぎ  英世

粽(ちまき)

昨日は新緑を求めて平尾山荘から日本庭園の「松風園」を散策した後に動物園に寄った。連休中とあって園内は動物の数よりもはるかに多い子供たちでごった返していた。
そういえば今日は子供の日つまり端午の節句である。子供の日と言えば口の卑しい私はすぐ粽を思い出す。
ずいぶん昔のサラリーマン時代に、商用で街に出た時にたまたま粽が目に付き、皆に食べてもらおうと買って帰ったが、会社の休憩時に食べるには不向きな食品だったという苦い思い出がある。
ずいぶん前の話だが、NHKの新日本紀行「奥の細道」を見ていたら、ある東北の町で粽を作る場面があった。よく見ると私たちが子供の頃から親しんできた粽とは作り方が全く違う。
番組では菰の葉に研いだ生米を直接くるんで三角状にしていたが、私の故郷ではそんなことはしない。
私の家ではうるち米を砕いて米粉を作り、それを練って細長い棒状にしてそれを菰の葉にくるみ、色づけに山梔子の実からとった黄色い染料で筋を引く。
それを更に葦の葉で包み藺草で縛り茹で上げることは同じである。
たかが粽とは言えその作り方にもお国振りがあることに、日本の歴史と文化の違いを感じた。

  粽にもお国振りなる日本かな  英世

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