焼酎グラス

凩が吹き始めるこの時期になると、私の焼酎も水割りからお湯割りへと変わる。私は濃い目が好きなので焼酎6に対しお湯4のいわゆる「ロクヨン」である。
そのお湯割りに変わると必然的にグラスも変ってくる。お湯割りを水割り用のグラスで飲むこともあるが、すぐ冷めてしまうのが欠点である。
ということで専らお湯割り用の器を使っている。
その器も三種類あり、一つは韓国旅行の際に買った青磁の器、他の二つは退職後作陶を趣味にした友人からいただいたものである。
お湯割りの焼酎に変わりはないはずなのに、なぜか器によって味が少しずつ変わるような気がする。
器を楽しむ意味もあって3個の器をかわるがわる使っているが、やはり手触りや口当たりの良い青磁の器が一番気に入っている。

  焼酎を湯割りに替へて冬支度  英世

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お酒は外で飲む

秋は名月の季節で、煌々と輝く月を愛でながらの一杯は呑み助にはこたえられない。
そのお酒の話だが、信じられないという御方もおられようが、私の部屋にはお酒のボトルは一本も置いていない。普通は書棚の隅に一本ぐらいは置くものだが、正真正銘置いていないのである。
この習慣は東京での単身赴任生活から身につけている。
理由は簡単で、止める相手がいない自分一人の部屋で飲みだせばきりがなく飲むだろう(実際は一回も飲んだことがない)と、飲むなら外でと決めて実行してきただけである。
外で飲むということは自然とお金と時間に制約される。つまりお金なければ飲めないということになる。
この部屋にお酒を置かない習慣は福岡に戻って来てからも続けることにした。
今も部屋にはボトルがなく、掃除、洗濯など自分のことは自分でする習慣と共に良いことだと思っている。

  満ち足りし月を相手に手酌酒  英世

お酒の日

昨日はお酒の日ではないかと思うような出来事があった。
今から仕事と気が焦っていた時に、玄関に宅配便が来た。
出てみると、句友の女性からウィスキーが届いたのである。それも銘酒ばかり3本である。
先日の飲み会で、家に誰も飲んでくれないウィスキーがウインドウの飾りなってるという話を聞いて、冗談半分にそれなら私が飲んであげますよと言ったところ、本当に贈って来たのである。
実はその前日、句友の女性から新潟のお土産だと、銘酒「菊水」を貰い美味しくいただいたばかりだというのに。
早速二人にお礼のメールを入れたが、ことはそれだけでは済まなかった。
昨日仕事を終えて家に帰ると、今度はエビスビールがワンケース届いていた。息子からの父の日のプレゼントであった。
いくら私が呑み助だとは言え、こんなことがあるだろうか。
これに甘えて一挙に飲んでしまったら私の体はきっと壊れてしまうに違いない。
有り難いことだが、ここは一杯毎に頭を下げながらペースをわきまえてゆっくり頂くとしよう。

  戴きし酒の封切る梅雨の夜  英世

ピアノバー

昨日お話しした鴻臚会員の米寿のお祝いのあとで、みんなで久しぶりに二次会に行った。
場所は西中洲にある「ピアノバー・グリーン」で、この店の常連客である鴻臚会員の一人が予約してくれたものである。
西中洲とは言え中洲と名のつくところに行くのは久しぶりで、ましてやど演歌調の私にはまったくと言っていいほど縁のないピアノバーである。どのような雰囲気だろうかとワクワクしながら行って見ると、期待にたがわず素晴らしいお酒とライブであった
この日は、店のオーナーでもあるジャズピアニスト蓑田晴彦氏(この人のことは全く知らなかった)のピアノ生演奏と、ジャズシンガー黒木ゆみさん(この人のこともまったく知らない)のジャズボーカルであった。
お店はぎっしりと満員で、よく見るとあまり若い人はいなく、むしろ私たちと同年代と思われる客が多かった。
カクテルを片手にジャズのピアノ演奏と、美しく堂々と歌い上げるボーカルを聞きながら、久々にくつろいだ中洲の夜であった。

秋の夜やジャズを奏づるピアノバー  英世

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鰯の刺身

先日近所の居酒屋で酒の肴に真鰯の刺身を食べた。
鰯を刺身にと不思議に思われる方もあろうが、九州では昔から鰯の刺身はよく食べられ、鰯専門の店もあったほどである。
確かに鰯は字の如く痛みやすい魚で、焼くか煮付けが一般的だが、新鮮なものなら刺身にして食べることもできる。
さばいた鰯の皮をむき、刺身におろして生姜醤油(刺身醤油は不可)で食べると、適当に脂が乗り柔らかくて舌触りが良くこのうえなく美味しい。生姜が臭みを取ってくれるので女性でも抵抗なく食べられるであろう。
ちなみに酢味噌で食べる鹿児島名物のきびなごはニシンの仲間で鰯ではない。

  酒飲みに脂乗つたる鰯かな  英世

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