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毒蜘蛛騒動

シルバー人材センターで剪定や草刈の責任者として仕事をしているが、夏場は困った問題がある。
自然を相手の仕事だけに蜂や毛虫などの毒虫やマムシに襲われることが多く、作業をする会員には常に注意を促しているが、それでも年に何人かはその被害にあっている。特に私たちが田舎で動乱蜂と呼んでいたスズメバチだけは、生半可に駆除しようとせずに、専門家に任せるようにときつく言い伝えてある。
常日ごろ「虫だって一生懸命生きているのだから、むやみやたらに殺すな」と言っているが、時と場合によることは当然である。
それに加えて最近は海外から毒蜘蛛まで侵入してきた。市役所でその毒蜘蛛対策の講習会があると言うので出席した。以下その内容と対策である。
侵入者はセアカゴケクモと言う毒蜘蛛で、オーストラリアの原毛や材木の輸入と共に船に乗ってやってきたらしい。その名の通り背中に赤い菱形の模様を持つ体長1cm(全長3cm)ほどの小さい蜘蛛で、噛まれると神経性毒で痛みや痺れ、頭痛を覚えるがまず死に至ることはない。
また、同類のハイイロコケグモも侵入しており、こちらはセアカコケグモより毒性は薄いものの毒蜘蛛に変りはない。生態もほとんど同じである。
いずれも生息しやすい場所は排水溝、公園の遊具、フェンスの管の中などで、中には自転車のサドルの裏に棲みついているものもいる。見つけたら家庭用の殺虫剤で簡単に駆除できるので、あわてず噴射すればよい。
元来おとなしい蜘蛛で、触らない限り噛まれることはないが、万一咬まれたら、水や石鹸水で洗い流しすぐに病院に行くことをお薦めしたい。
以上が勉強したセアカゴケグモ並びにハイイロゴケグモの生態と、咬まれた時の留意点である。皆さんお気をつけ下さい。

 毒蜘蛛や背中に灯す赤色灯  英世

セアカゴケグモ
セアカゴケグモ

ブログのコメントについて

今日は二十四節気の一つ立冬で、暦の上では今日から冬と言うことになる。
一部の方からブログのコメントの書き方が分かり難いとの問い合わせがありましたので、僭越ながらご案内致します。
その日の記事の最下段に、カテゴリー(今日の場合は「その他」)が表示され、その右にCOMMENT(0) 、 TRACKBACK(0) と記載されていますので、COMMENT(0)をクリックしてください。 そうすると「コメントの投稿」と表示された画面が出ますので、貴殿のお名前とsubuject(表題)、コメントを記入し、さらにその下段の送信ボタンを押すだけです。
ベテランの方には何で今更とお思いかもしれませんが、ご容赦の程。
なお、もしその日の記事が面白かったとか、同感とか言った場合は拍手をクリックして頂ければ有り難く、励みになります。
今日は立冬です。こんなふざけた句が出来ました。

立冬や指一本で書く手紙  英世

友が逝く

突然悲しい知らせが飛び込んで来た。同期入社の親友の死で、享年64歳であった。
今から40数年前、私たちは池田隼人の所得倍増論の風に乗って三菱電機に入社した。当時入社した仲間は男女合わせて34人で、学生気分も抜けきらないまま青春を謳歌し、仕事を初め酒も遊びも何でも一緒に覚えて行った。遺影に手を合わせていると涙の奥に当時の二十歳のままの顔が浮んで来た。
同期で鬼籍に入ったのは彼が二番目で、そのあまりにも早い別れに自分の生き様を振り返らざるを得なかった。長崎での新入社員教育から始まり、以来何かがあれば連絡を取り合い、すぐに集まる親友であった。また、明るく面倒見のよい彼は会社のOB会の役員も勤め、誰からも愛され信頼される人柄であった。
誰でもそうだが、仕事上のことより個人的な付き合いの方が強く印象に残っている。当時独身寮が福岡市と大宰府観世音寺の二ヶ所にあり、彼は福岡、私は大宰府であったが、毎週のように相互に行き来し、泊り込んでは大酒を食らっていた。彼の酒豪ぶりは有名で、布団に寝そべり昇格試験の勉強をしながら、ウイスキーボトル1本空けてしまったという豪傑であった。その彼が病魔に蝕まれていたのである。。
釣りが好きで、よく一緒に釣りにも行った。いや、釣りというより釣った魚で一杯やることが目的だったような気がする。彼の大物を釣り上げたときの自慢げな笑顔や、一杯の酒に目を細める癖が今も忘れられない。
人生80年の8掛けと言う早すぎる別れを悼み、心からご冥福を祈りたい。

   紫陽花や二十歳のままの友逝きぬ   英世

ナレーション

あるメディアが製作する有線TV用の自然番組で、孫娘の「鈴花」がナレーションを努めるというので録音に付き合った。
その作品は、脊振や油山など福岡市近郊の山や、志賀島、和白干潟などの自然と生き物を紹介するもので、大人のナレーターとの掛け合いで、子供の役で質問したり感想を述べたりするものである。
正直言って鈴花の成長振りには驚かされた。いつまでも幼児と思っていたことが恥ずかしく申し訳ない思いである。ディレクターの指示で、VTRを見ながらナレーションを入れ込んでいくのであるが、抑揚の効いた発生と言い、タイミングの良さと言い見事としか言いようがない。ほとんどNGは出さず約2時間で録音は終了した。
ナレーションは今回が2作目で、あともう一作で一連の作品が完成する。3作目のナレーションも鈴花がすることに決まった。一連の作品が完成し放映されたらぜひ見なければなるまい。
鈴花は博多座の舞台に子役として立ったことがあるが、私としてはこの自然番組のナレーターの方が気に入っている。今後どんな道を選ぶかは彼女が決めることだが。

  京雛や禿(かむろ)の役の細き紅   英世

黒田節

花見の歌と言えばかつては「黒田節」であった。
黒田節は福岡市の代表的な民謡で、昔は黒田武士と言っていたらしい。元々は筑前今様から生まれたもので、雅楽の越天楽のメロディーに黒田武士を褒め称える歌詞を載せたものである。どこか君が代にも通じるところがある。黒田武士が酒席の歌として歌っていたものを赤坂小梅が日本全国に広めたと言う。
また、黒田氏の武将母里太兵衛が福島正則邸で大杯を飲み干し、この黒田節を歌って(真偽の程はわからない)、名槍日本号を戴いたとの逸話は有名である。この母里太兵衛の長屋門が、今も舞鶴公園に史跡として残っている。
私の小学、中学の同級生に民謡歌手の藤堂輝明がいる。彼は「筑後酒造り歌」や「ひえつき節」など九州の民謡を得意としており、この黒田節もその一つである。澄み切った高い声で朗朗と歌い上げる彼の歌声にはいつも心が洗われる。
近く中学の同窓会があると言う。彼も来てくれればよいが。

  すかんぽや幼馴染は散り散りに   英世

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