思い出の旅「初秋の北海道」

北海道は現役時代によく訪ねた地である。
九州生まれの私には雪の北海道もいいがそれよりも秋の北海道が大好きである。その初秋の北海道の思い出をお話ししよう。
社の北海道本部には同期入社で、本社時代に机を並べたことのある友人がいた。その友人が秋の北海道を案内するというので、厚意に甘えることにしたのである。
初日は定番の札幌ビール園からクラーク博士像、大倉山展望台を始め諸々の市内の観光地を巡った。大倉山シャンツェではスタート台に立ちその高低差に肝が冷える思いがした。
夜は北海道の名物を食べたはずだが、ビールと蟹、鮭のルイべ、ホタテ以外はあまり覚えていない。
二日目は山が好きな私のために羊蹄山の見えるニセコに連れて行っってくれた。少し紅葉の始まったニセコの雄大な景色に、当時東京のごみごみした下町に住んでいた私にはまさに命の洗濯であった。
中でも印象に残っているのは、ニセコの山頂近くの鄙びた温泉で、のんびりと湯につかりながら見上げていると、なぜか天井近くの窓ガラスが割れ青空が覗いていたことと、お昼に戴いたきのこ汁が最高においしかったことである。
その友人も東京に戻ってしまい、私も福岡に戻ってもう二人で北海道を訪ねることはあるまい。

  美しき北の山河やきのこ汁  英世

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思い出の旅「新緑の青森」

私のブログに、時々思い出の地や思い出の旅を紹介すると宣言しておきながら、しばらく遠のいていた。今日はその思い出の旅の話である。
新緑の時期になると東北青森の旅を思い出す。
東京に住んでいた頃、仙台市に住む友人から青森の旅に誘われた。
青森空港で出迎えを受け一路「三内丸山遺跡」へ向かった。歴史好きの私には縄文遺跡の貴重な出土品や復元された集落の様子に心は縄文人そのものであった。
青森市内の民謡酒場で本場の津軽三味線を聞き、翌日は雪中行軍で有名な八甲田山から酸ヶ湯温泉を抜け、十和田湖更には奥入瀬渓谷へと向かった。
八甲田山では高倉健の映画のシーンを思い浮かべ、十和田湖では神秘的な湖の美しさにしばし時を忘れて見入っていた。
圧巻は奥入瀬渓谷であった。本来は秋の紅葉が売りであるが、友人の説明ではこの奥入瀬の新緑はそれに勝るとも劣らない景観だということであった。
太陽の光りにキラキラと輝く新緑に目を瞬かせながら、渓流の心地よい調べに沿ってゆっくりと歩いた渓谷の素晴らしさは今でも忘れることができない。
最後は秋田県に入り、名物の「いぶりがっこ」と秋田の銘酒をいただいたことは言うまでもない。

  奥入瀬の新緑に身を包まれて  英世

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十一月が終る「日田旅行」

今日で11月が終る。
この11月は何かと行事の多い月であったが、その中でも最大のイベントはシルバー人材センターの親睦旅行であった。
この旅行は会員の親睦を図るために毎年秋に実施されるもので、今年は天領日田へのバス旅行であった。
異常なほど温かい秋だと思っていたとたん急に寒波がやってきて、やや肌寒い晴天での旅行であったが、そんなことは気にならないほど楽しい旅行であった。
旅行は広瀬淡窓の咸宜園、豆田町の江戸時代の古く懐かしい街並を散策し、その後麦焼酎の工場見学で朝から焼酎の試飲とは、飲兵衛の私にとっては何とも幸せでユニークな企画であった。
お決まりの宴会は私の挨拶と乾杯の音頭で始まり、昼日中からカラオケ大会などで結構にぎわった。
私は挨拶で、「人は年々年を取っていく。幾つになっても笑顔と楽しみ(趣味)と未来への希望を持ち続けたい。来年もこの旅行に参加しよう」と呼びかけた。
この旅行が終るといよいよ師走がやってくる。

  小春日や天領日田の町の顔  英世

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シルバー人材センター親睦旅行

昨日は、毎年恒例のシルバー人材センター秋の日帰り親睦旅行に参加した。
目的地は唐津市の歴史とうまかもんを訪ねる旅で、どちらも大好きな私にとっては格好の旅先であった。
実は、この日は東京から現役時代の上司が福岡に来て一席設けることになっていたが、前にもお話ししたようにシルバーの広報委員をしている関係で、機関誌に記事を書かねばならずこちらを優先したのである。
まず、うまかもん市場では唐津直産の農産物、次に唐津近海でとれた魚の干物工場見学とお買い物と買い物三昧であった。
歴史では秀吉が無謀な夢のために築いた名護屋城跡とその歴史博物館を見学した。この城のために当時の大名や民衆がいかに苦労したかが偲ばれる。
一日中時雨模様の天気だあったが、俳句の会「鴻臚」のメンバーやかつての同僚も多数参加し、和気あいあいとした楽しい旅であった。
もちろんお土産は魚の干物で、土産というより私の酒の肴になったことは当然である。

 テーブルをはみ出す秋の旅料理  英世

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ミステリーバス

いつぞやお話ししたことがあるが、私は「グランドパス65」という乗り放題の割安チケットを買っている。
通常は仕事や山、吟行などで重宝しているが、もう少しこのチケットの良い使い道はなかろうかと考えてみた。
このパスは西鉄バスの路線であればばどこまでも乗り放題だから、自分がこれまであまり馴染みのなかった土地を訪ねてみるのも良いかもしれない。
幸い私の本棚には道路地図や花の名所、温泉宿、レジャーガイドと言った本があり、今まではマイカーで走り回っていたところをこのバスカードを使って訪ねてみるのも面白いだろう。
ちなみに私があまり馴染みのない場所は北九州、筑豊、京筑などで、先ずこの中のどこを訪ねるか、今からバス路線図で調べるのが楽しみである。
ただし、その日のうちに帰れる帰路の時刻表も事前に調べておく必要があるだろう。
なお、高速路線バスも半額で乗れるので何れはそれも利用したいと思っている。

 薫風や当てなきバスの旅に出る  英世

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