庭をどうするか

暑くなる前にと早朝1時間半かけて庭の草取りをした。何時ぞやお話ししたように草取りは私の一番嫌いな作業である。
蚊に喰われる、朝から汗びっしょり、手の指は真黒、取った草の処理、草取った後の綺麗な庭を見る以外に何のメリットもない。
隣の娘の家と庭続きで、今までは時折娘の家の草も取っていたが、この夏だけは勘弁してもらっている。
ところでこの庭をどうするかである。
確かに薔薇や芙蓉の花が咲いた時はきれいだが、それでも草取りはしなければならない。だんだん年取ってくるし、その草取りもできなくなるかもしれない。
猫の糞害もあることだし、近いうちに庭を石畳にして花は鉢植えにしたいと思っているが、果たして家内殿はどう言うだろうか。

  夏草や所かまはず猫の糞  英世

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初めてのジーンズ

二週間ほど前に、家内が今日は買い物に付き合えと言うので、近くの「ユニクロ」に行った。もちろん私は家内の運転手だと思っていた。
ところが、店に入ると「今日はあなたのものを買うからと」下着類を片っ端から籠に入れている。これで終わりかと思っていたら、「男は室内着もきちっとしなくては」とジーンズを二本これまた籠に放り込んだ。
私は「ジーンズは嫌いだ」と言おうとしたがそんなことが通じる相手ではない。
私がジーンズを嫌って穿かなかった理由は、背が低く足が短い私自身のスタイルにあることは明らかで、加えてデニムのあのゴワゴワとした肌触りが嫌いだったからである。
ところが無理やりに穿かされたジーンズは、私がイメージしていたものとは全く違っていた。生地は柔らかくて履き心地がよく、何より少々乱暴に扱っても気にする必要がない。
今では室内着だけではなく、ちょっとした外出はこのジーンズのままで行くようになった。
世に食わず嫌いと言う言葉があるが、私の場合それがまさにこのジーンズであった。

  初夏や初めてデニムパンツ穿く  英世

夜間高速道運転

何やかやあって、昨日までの五日間で福岡と故郷筑後の間を四往復し、そのうちの二回は家内と一緒だったためにマイカーで行き、二回は電車での移動であった。
マイカーでの移動は、いつもの山道が積雪で通行止めとなり、高速道路を使って遠回りをした結果、二往復の走行距離は合計270キロに及んだ。通行止めさえなければ片道50キロで済んだ上に、高速道路代も掛からなかったのに。
久しぶりの長距離運転で、肩は凝るは足は棒になるは目は疲れるはで、もう運転はこりごりだと言う感じであった。
特に帰りの夜間の高速道運転は疲れた。
高速道路を突っ走る光の帯をかき分けながら路線を変え、表示板を見失わないようにときょろきょろしながらの運転は、75歳の私には荷が重すぎた。
2時間後、どうにか無事に我が家にたどり着いた時には、そのままベッドに身を投げ出してしまったほどである。
事実、その夜は高速道路の光の帯が眼裏に焼き付いて離れない上に、弟のこともあってなかなか寝付けなかった。
もう運転は嫌だ、免許返上も近いなと思った里帰りであった。

  凍結の道路を避けて帰路につく  英世

経済界の横文字氾濫

車の点検に行った自動車会社の待ち時間に、久しぶりに日経新聞を読んだ。
現役時代は朝日新聞と日経の二つを購読していたが、引退と共に朝日だけになり日経はまったく読まなくなっていた。
その日経を読んで驚いた。紙面全体、特に金融欄に氾濫するカタカナやローマ字の多さである。
目に付いたものだけでもフィデューシャリー・デューティー(顧客本位の受託者責任)、スチュワードシップ・コード(投資先企業の経営監視)など難しい言葉が登場してくる。カタカナの言葉もさることながら、日本語に訳された( )内の日本語の意味さえ分からなかった。
長年俳句だ酒だ山だと寝ぼけているうちに、ITの進歩や経済のグローバル化(これも横文字)に伴って生まれたさまざまな経済用語(主に造語)は、私の頭に入ることなく素通りしていたのである。
孫の鈴花も花のOLとして、これらの経済用語と格闘していることにだろうが、その分私との会話もだんだんとすれ違っていくような気がする。

  横文字の躍る新聞冬の霧  英世

薬が減った

ちょっと嬉しいことがあった。
私はお酒の影響か遺伝なのか成人病のオンパレードで、高血圧、高血糖値、高尿酸、高コレステロールと少しではあるが高の字が続いており、よくぞこの年まで生きて来たなと思っている。
ところが、そのうちの一つの高の字がやっと消えたのである。
定例の診察でクリニックに行った時に、主治医にこの頃無性に昼寝がしたくなる。時には昼前から眠くなると話したところ、主治医はにやりと笑って「薬を減らしましょう」と言った。
眠くなるのは空腹時の低血糖の証拠で、今飲んでいる薬のうち血糖を下げる薬を中止しようというのであった。
主治医によるとこのところすべての数値がよくなっている。これは日ごろの運動と食生活改善の賜だと言ってくれた。
この先どうなるかはわからないが、食生活改善の賜だと言われるとそのことに気を使っている家内に感謝せざるをえまい。

  食欲の秋と言へども身のほどに  英世

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