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奇遇

これはまさに奇遇としか言いようがない。
選者のA・I先生と美味しい蕎麦をすすりながら、いつしか故郷の話、学校の話になり、私がべらべらと一方的に喋りまくっていると、先生は同級生に林洋海という一風変わった男(失礼、先生の言ですから)がいなかったかと尋ねられた。
私は知っているどころか入学以来の親友であると答えたところ、その男は自分の実の弟だということであった。まさに驚きである。
林君は脱サラしてデザイン業を起こし、さらには小説家になった級友のことで、前にも一度誇るべき同級生としてご紹介したことがある。
また、彼とは先日の同窓会でも会ったばかりである。
あまりにも偶然の話で、世の中はなんと狭いものかと、言い尽くされたようなことわざを思い浮かべた。
早速そのことをメールで彼に伝えたが、この友人のためにもみっともない俳句を詠む訳にはいくまいと、何の脈絡もないことを考えていた。
今日は彼の最新作をご紹介しよう。
「三越をつくったサムライ・日比翁助」林洋海著(現代書館:定価2000円)
新聞記事はクリックし大きくしてご覧ください。

 ここだけの話と言ひつ青き踏む  英世

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51bc2rSM13L__SL500_AA300_.jpg 日比・朝日12-5 (2)
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