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俳句もインターネット時代

昨夜は今年初めて蟋蟀の鳴き声を聞いた。秋の使者のような鳴き声であった。
さて、最近あの分厚い歳時記を開くことがめっきり減ってしまった。
と同時に吟行に歳時記なり季寄せを持って行くこともほとんどなく、電子辞書だけで事足りるようになった。紙の時代よりネットの時代が俳句の世界にも来ているに相違ない。
自宅で俳句を考える時、季題や例句を調べるのはもっぱらパソコンのインターネット、特に花木の季題の場合は、解説はもとより鮮明な画像までインターネットで調べることが出来る。
また、私の場合は電子辞書が句作には欠かせない。
昔は風呂敷に大きな広辞苑や歳時記を包んで持参し、句会や吟行に出席する人がいたと聞くが、いまはこの電子辞書一つでほとんどまかなえる。
広辞苑や歳時記、様々な辞典、手引き、さらには画像までもが取り込まれている。
肝心の歳時記もホトトギスを初め合本歳時記、現代歳時記と幅広く調べることが出来るようになっている。
句会もインターネット句会が全国で広がりつつあり、まさに俳句もインターネット時代が予測される。

 秋風や鞄に小さき電子辞書  英世

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