四月の花ごよみ「桃の花」

桃の節句と言うようにひな祭りと桃の花は切っても切れない間柄であるが、今日の雛祭には花屋で買わない限り間に合わない。
昔の雛祭は旧暦つまり今の四月に行われていたので、この桃の花がちょうど見ごろと言うわけである。
むかし私の実家にも桃の木があり、特に祖母がその桃の花を愛していた。
もちろん私は花より団子であるが、その桃の実は小さい上に、とても固くて色も悪く全く美味しくなかった。その上木の幹や枝葉には毛虫がうじゃうじゃいたことを覚えている。
私たちはこの桃を「いし桃」と呼んでいたが、正式な名前はいまもって知らない。
ちなみに桃すなわち桃の実は秋の季題である。

  やはらかき嬰の手のひら桃の花  英世

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