鞦韆

もう一つの兼題「鞦韆」とは「しゅうせん」と読み、ぶらんこのことで「ふらここ」、「半仙戯」とも言う。
公園などで子供が揺らして遊んでいるこの鞦韆が、なぜ春の季題なのか気になったので調べてみることにした。
歳時記によると「中国の古い話に、寒食(冬至の後百五日目の日に、風雨が強く火を断って冷食した)の日に宮殿でぶらんこを作って官女たちが戯れたとある。」そのことから春の季題とされたのである。
そんな理屈はどうでもよいが、冬から解放された子供たちが青空に向ってぶらんこを漕ぐ姿は、躍動感を伴ってどうしても春の季題でなければならないと思った。
その鞦韆を詠んだ今日の一句をご紹介しよう。

  鞦韆の子の太陽を蹴上げけり  英世

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