冬野六月号

相変わらず好天の続くなか冬野六月号が手元に届いた。
近々冬野の表紙絵が変ると聞いた。亡き鶴内恵先生の干支の表紙を見るのも長くはあるまい。
その冬野入選句とその他の句会の入選句をご紹介しよう。
冬野六月号
 訪ね来し甲斐あり城の初桜
 春泥に歩幅の合はぬ親子かな
 さざ波の綺羅も取り込む素魚簗
 素魚の躍る命の透けにけり
 色白の雛は百年幼な顔
 手を上ぐるだけの会釈も暖かし
 遠き日の田舎暮らしや慈姑掘る
 残雪の富士を仰ぎて赴任地へ
 はらからは遠くにありて桃の花
 ぼうたんにため息深き漢かな
 城垣や戦火の如くつつじ燃ゆ
冬野インターネット句会
 園丁の去りて崩るる牡丹かな
 葉桜や宗派の違ふ寺拝す
俳句ステーション
 今もってパパと呼ぶ妻うららかに
 何はさて花嫁見ての花見船
 うら若き母を自慢に桃の花
愚陀仏庵インターネット句会
 恋猫や悪い女に引つ掛かる

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