墓石の銘 Ⅰ

好天に誘われた先日、いつものように裏山の鴻巣山を1時間半ほど散歩した。
この日は鴻巣山の裾野にある広大な平尾霊園に足を伸ばしたが、そこで異様な墓石に出会った。社長になっても毎朝一番電車で通ったと言う福岡の伝説的な銀行経営者、四島一二三氏の墓である。
何が異様かと言うと、その墓は一般的な○○家の墓と言った平凡なものではなく、墓石の四面に彼が語った思われる言葉が格言として彫られているのである。
墓石の正面には「祖先に対する最上の祭りは 道を守り業を励むにあり」と彫られている。まさに彼の信念と言うにふさわしい言葉である。
他にもいろいろ彫られているが、その中で私が一番気に入ったのは「堅持せよ 鉄の意思と火の精神力 断行せよ 信念の前に不可能なし」と言う言葉であった。
何か高度成長期の猛烈社員に言い聞かせているようでもあるが、その嵐の真っただ中で生きて来た私には心に染みる言葉であった。
これからも散歩でこの前を通ったら、ここに彫られている一語一語を噛みしめて、今の堕落した自分に言い聞かせるようにしよう。

 春立つや墓に偉人の声を聴く  英世

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