人間を怖がらない鳥

真っ黒な烏が猛スピードで飛んで行った。まるで人込みをかき分けるように。
これも新聞のコラムからの話だが、日本の鳥は人間を恐れないと言う記事が掲載されていた。
江戸末期に来日したあるドイツ人商人は、「人の家に巣を作り自由に出入りする燕や雀を見て、日本の鳥が人間を恐れないことに驚き、それが日本には狩猟の習慣がなかったからだ」と結論付けた。
日本は仏教の影響で一部の猟師を除いて殺生が禁じられ、結果として鳥が人間を恐れなくなったのだと言うのである。
確かに俳句や昔話を読んでも、燕や雀などの小鳥に対する日本人の感情は柔和で優しく親しみ深い。
現在でも燕は軒下に巣を作り、雀は屋根裏に巣をつくって子育てをしているが、一時に比べてその数が極端に減っているのが気になる。
民家に巣をつくることが難しい家の構造になったり、燕や雀が巣をつくることを嫌がる家が多くなっているからだろう。
絶滅しないうちに手を打たないと日本は鴉の天下になってしまうかもしれない。

 天守なき城を掠めて鳥帰る  英世

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コメント

Re: 人間を怖がらない鳥

おはようございます。
もう燕が渡ってきましたか。季節の移ろいは早いものですね。
日本の空はいま烏に席巻されていますね。
とはいえ、烏も自然の一員として一生懸命生きているのでしょうから、優しく見守ってやるべきでしょうね。

人間を怖がらない鳥

おはようございます。

昨日、散歩から戻ると、黒い小鳥が目の前を横切って消えました。
少し早いようですが、あれは燕に違いありません。

愛犬がいたころは、我が家の軒は燕で賑わいました。

鴉にやられてしまって、そのうち来なくなりましたが、
燕の赤ちゃんの写真を撮ったり、巣立ちのシーンを見て感動したり
毎年楽しませて貰いました。

帰る鳥、来る鳥、この時期鳥の世界も忙しいですね。

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