一句の風景

白魚の五分の魂透けにけり

早春の室見川に吟行した時の句である。
この時期の室見川は白魚(博多ではシロウオと言う)漁の最盛期で、川を堰き止めるように簗が仕掛けられており、遡ってくる白魚を捕獲する。
川岸には簗小屋がたてられて漁師がそこで休みながら時々簗を監視している。
この日はおり悪く干潮の時間で、白魚漁の醍醐味を味わうことはできなかったが、簗小屋で先に捕った白魚を見せてもらうことができた。
その白魚は芭蕉の言う真っ白ではなくやや薄茶色をしていた。それでも白魚の躰は透き通ってまさに魂までも見えるようであった。
2013年(平成25年)2月「季題:白魚(春)」

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コメント

Re: 白魚の五分の魂透けにけり

こんばんは。
先ほど仕事から帰ってまいりました。
白魚漁は数日前に解禁になりました。
室見川の橋の近くの河原に小屋がありますので、それを目当てに行けばいいですよ。
一度是非ご覧になってください。早春の風物詩ですから。

白魚の五分の魂透けにけり

こんにちは。

白魚は写真と俳句の中でしか知らないのに、兼題では知っているかのように詠んでいることをうしろめたく思っています。

本当の光景と味をこの目で確かめたいと思いながら、
なかなかチャンスがありません。
でも踊り食いはノーサンキューかもしれません。。。。

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