構図

句友で画家のS.T氏と絵の話をしたことがあった。
彼の枯れ蓮を描いた絵を見ながら、絵を描くに当たって何が一番大事かと質問したところ、彼はすかさず「構図です」と答えた。
そう言えば、同級生で水彩画を描く友人も同じようなことを言っていたような気がする。
詳しく聞くと、ものの形を描くことと色を載せることはそんなに難しくない。
普通の画家であれば当然の技術だが、どのような絵を描くかつまり構図だけは画家の一番気を使い悩むところである。
あるべき所にあるべきものがあればいいが、それが微妙にずれたり余計なものを描いたり、遠景と近景のバランスが不自然だったりと、この構図だけはなかなか満足のいくものが描けたことがないと言う。
話を聞いているうちに、空間や遠近など何か俳句に通じるものを絵の構図に感じた。

 里富士にひとすぢの雲秋闌ける  英世

image_20130908072733afb.jpg 富士

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