一句の風景

菜の花や古代遺跡の眠る丘

古代遺跡の吉野ケ里を訪ねた時の句である。
吉野ヶ里は昭和61年に発見された弥生時代の遺跡で、佐賀県の南東部の丘陵に広がっている。周囲には二重の環濠がめぐらされ、一つの集落が一人の王のもとに完全な自治を保っていたことが窺える。
環濠の内には防衛のための柵がめぐらされ、物見やぐらや祭祀のための高床式建物、竪穴式住居などが復元されている。もちろん多数の墳墓からは王の象徴である玉や剣、銅鏡をはじめ、生活用具の石器や土器などが発掘された。
その吉野ヶ里遺跡を吟行した時は、まさに菜の花の季節で近くの川岸や田畑は一面の菜の花で黄色く輝いていた。
2013年(平成25年)4月「季題:菜の花(春)」

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