鴻巣山余話 Ⅰ

先日、あまりの天気のよさに我が愛する鴻巣山を散策した。いつも通りに小さな祠にお参りしたところ、そこで不思議なものを見つけた。
祠の中には中央に「豊秀大権現」左右に「幸守地蔵」「康守地蔵」と三体の石の地蔵が祀られているが、そのうちの「康守地蔵」には、なんと今NHK大河ドラマで話題の真田紋「六文銭」が刻まれているではないか。
私は気になってこの祠の由来を調べることにした。
調べていくうちに鴻巣山南面にある南区公民館の「長丘歴史の会」の記事に行き着いた。その記事によれば「祀られた時代や由来などはわからないが、その刻銘により大坂の陣で滅んだ豊臣秀頼や真田幸村を祀ったものとみえる」とあった。
確かに中央の豊秀大権現は豊臣秀頼大権現ともとれるし、幸守地蔵は真田幸村地蔵ともとれる。では康守地蔵とはいったい誰だろうか。まさか家康?
いずれにしても、何者かが隠れキリシタンのように密かにお祀りしてきたのであろう。
ちなみにこの長丘歴史の会の報には、平成15年の福岡市「市民文芸」に入選した私の随筆「鴻巣山」が、全文そっくり紹介されていた。

 六文銭祀る祠や風光る  英世

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