五月に入る

いよいよ今日から五月である。野山が一気に夏めき、活気を帯びてくるこの五月は、私だけでなく一般的に大勢の人に好まれる月であろう。
夏の季題には風を詠んだものが多いが、私は「風薫る」と言う季題が好きである。
南風が緑の草木を渡って、すがすがしく吹いてくるのを「風薫る」と言うが、この風薫るにはそこはかとなく草木の緑の匂いが乗ってくるような感じがする。
その風の中を泳ぐ鯉幟、その風を背中に受けて登る脊振の山並み、今まで眠っていた私の躰が一気に目を覚まし躍動するような気がする。
巷ではゴールデンウイーク真っ最中であるが、私はいつもの通り仕事を中心としたスケジュールである。
幸い体調の方は万全だし山歩きをと思っていたところ、先月ある句会で折り畳みテーブルを片付けていて誤って足に落としかけてしまった。
右足の親指は骨折はしなかったものの醜く紫色に腫れ上がり、残念だが山歩きはしばらく出来そうもない。でも心だけは山にある。

 心はや山にありけり風五月  英世

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hideyo.blog69.fc2.com/tb.php/1096-420c1997

 | BLOG TOP |