冬野五月号

冬野五月号が手元に届いた。
先月もお話ししたが雑詠選における私の成績はこのところさっぱりで、悔しい思いもするが自分の実力がそういうことだから仕方がない。
例によって冬野並びにその他の句会の入選句をご紹介しよう。
冬野五月号
 星一つ落ちて荒野の冴返る
 受験子の机上に源氏物語
 手に馴染む夫婦湯呑や春浅し
 行き戻りしつつ近付く春の音
 恙得し身にぶり返す余寒かな
 掃かで置く礎石に積みし春の雪
 春菊の色好き香り嫌ふ人
 キヨスクの白き傘買ふ春時雨
 林泉に落つ他に術なき椿かな
 結界の苔にまろびて地虫出づ
 此処に居ます居ますと濠の初蛙
冬野インターネット俳句
 うららかや貌をはみ出す猫の髭
 友逝きぬ桜の風に妻残し
 のどけしや手上げりや停まる島のバス
俳句ステーション
 不器用に男爪切る春の宵
 鯉の尾の渦に吸ひ込む花の屑
 三月の吉報後の別れかな

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