鯉幟

今月の俳句の会鴻臚の兼題は「鯉幟」と「母の日」であった。
鯉幟は日本の代表的な端午の節句の象徴的なものであり、片や母の日は大正時代にアメリカから移入された風習である。その新旧の二つの行事の季題が並ぶのも俳句ならではなかろうか。
ところがその鯉幟を昨今あまり見かけなくなった。住んでいる町の特性にもよるのだろうが、周りには高齢者が多く新生児の数が少ない。仮に生まれても土地が狭くまたマンションに住んだりして、鯉幟を高々と掲げることはできないのであろう。
温泉地の町おこしや都心のイベントで鯉幟を見ることがあるが、何となくしっくりこない。やはり鯉幟は我が家の庭先に、風車の音のする吹き流しと共に高々と掲げるもののような気がする。
その鯉幟を詠んだ句の中から今日の一句をご紹介しよう。
また、この日は句会のあと牡丹芍薬園で芍薬を愛で、そのあと名島門傍の楝の花を見に行った。特に楝の花は今が盛りで、折からの風に小さな花を散らしていた。

  一旒の幟に託す過疎の村  英世

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