六月に入る

今日から年半ばの六月である。
風薫る五月のあとはあの鬱陶しい梅雨の六月が必ず来る。決まりきった時の流れではあるが、梅雨と聞いただけでなんだか体中が濡れて来るような気がする。
俳句を始める前はその梅雨が何となく嫌いであったが、その梅雨も時節の季題として詠むようになってからは親しみに変わってきた。人間とは何と身勝手な動物であろうか。
梅雨で思い出すのが田舎の田植である。
雨が降りしきる中、両親は黙々と田植にいそしんでいた。近所では同級生たちも水を張った田んぼに入って田植の手伝いをしていたが、その中に私の姿はなかった。
体が弱かった私は田植を手伝いしたくても、風邪を引くからと母が決して許してはくれなかったからである。
六月になると必ず思い出す懐かしい田植の風景である。

 長雨の後に梅雨入と言はれても  英世

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コメント

Re: タイトルなし

乙羽様

お久しぶりです。
今年はどんな梅雨になるのでしょうかね。俳人にとっては興味のあるところです。
とは言え、天候不順ですので、くれぐれもご自愛ください。

英世さま おはようございます。

もう6月。
自営業の我が家では上半期最後です(笑)

梅雨はうっとうしいですが、私にとっても、思い出す過去はなぜか新鮮で清々しいものです。

雨に濡れたあじさいや、花菖蒲など6月はうれしい季節です。

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