就職

孫娘の鈴花はいま大学四年生で就職の時期だが、どうやら三菱系の金融機関に決まったらしい。これで親子三代三菱系にお世話になることになる。
それを聞いて私の就職の時のことを思い出した。
私は昭和36年に三菱系の企業に就職した。
商業高校だった母校では、自営業を除けば男女を問わず就職するのが一般的であったが、当時は自分で就職活動することもなく全て学校任せで、事実私も何の予備知識もなく担任からその会社を受けるようにと勧められた。
三菱系であれば間違いないからと言われたが、私には三菱系は商事や銀行、重工しか頭になかった。どうしようかと悩んだが、担任から誰か一人でも早く就職してくれないとみんながその気にならないからと言われて覚悟を決めた。
ところがいざ受験してみると、その会社は筆記試験もなく学校の成績と学校推薦あとは面接だけで、結果的に学校で一番早く就職が決まった。それが昭和35年6月だったのである。
更に、面接を受けるまでは東京に行くのか大阪に行くのか勤務地のことは一切知らなかった。
運よく良い会社に入ったからよかったものの、就職と言う人生の大事な船出なのに、何とものんきでおおらかな時代であった。

  誰よりも早き就職五月晴  英世

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