「夜店」と共に出されたのが「汗」、あの私たちが掻く汗である。汗は暑いときや体を動かした時、緊張した時など一年中掻くが、中でも夏の汗が一番多いことから夏の季題となっている。
その汗は体温調節のためとはいえ厄介なものである。ことに夏の汗は掻く量も多いし臭いし耐えがたい思いである。
薄暑の頃は汗ばむ、梅雨に入ったら汗がにじむ、そして夏本番は総身汗びっしょりとなり「汗みどろ」「玉の汗」「滝のような汗」とその程度によって表現も実にうまく変わってくる。
なお、昔は湯上りの子供の首筋や顔から背中まで汗疹予防に天花粉をつけていたが、今は空調の発達と共に少なくなってきた。ちなみにその天花粉も夏の季題である。
その汗を詠んだ今日の一句をご紹介しよう。

  これ以上痩せられぬ身の汗を拭く  英世

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