母里太兵衛の末裔

先日西公園吟行の折に珍しい方にお会いした。
黒田家ゆかりの光雲神社で、神社の庭の清掃をしながら茣蓙を水に浸している古武士風の人を見て、間違いなくその方だと確信して声をかけた。
その方とは黒田藩の家臣、母里太兵衛の二十四代目の末裔で、柳生新影流(黒田藩傳柳生新影流兵法)師範を務められている母里忠一氏その人である。
黒田官兵衛・長政親子に仕えた重臣で、福島正則から名槍・日本号を飲み取り、民謡『黒田節』のモデルとなった母里太兵衛の末裔で福岡黒田武士顕彰会代表でもある。
失礼ながらと話しかけてお聞きしたところ、氏は気軽に相手をしてくださり、今は柳生新陰流の師範として道場を持ち青少年の育成に努められていると話された。
また、真剣での試し切りの話では濡らした藁や茣蓙は切れるけど乾いた藁や茣蓙は切れない。今水に浸している茣蓙は、近く試し切りをするのでその準備だとその裏話を話された。
他にも本人でなければ分からないたくさんの話を興味深く聞かせていただいた。
私より一歳若い昭和18年生まれ。いつまでも元気で日本のよき伝統を守り伝えて欲しいと願わずにはいられなかった。

  涼しさや太兵衛の裔の剣談義  英世

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コメント

Re: タイトルなし

ととろ様
母里忠一氏の演技はどんたくの特にNHKホールで何度か見て顔を憶えていました。
全くの偶然でしたが、本当にラッキーでした。

 歴史お好きな大津様ですから、巡り合ったのかも知れませんね。
前にテレビでこの方、お見かけしたような。
 歴史が現実となった感じですね。

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