迷子の蚯蚓(みみず)

今朝起きてみると南の空一面に鰯雲が広がっていた。秋はもうそこまでやってきている。
さて、いつもいつもきれいごとばかりは言っておられないので今日は蚯蚓の話である。あの土の中にいる蚯蚓である。
何時もより朝早く近くの公園を散歩していたところ、芝生の中を突っ切っているアスファルトの道路の上で、蚯蚓がくねくねと身をよじっていた。
そういえばゴルフに熱中していたころ、ゴルフ場で大量の蚯蚓が太陽の光で干乾びている姿をよく見かけた。
資料によると、蚯蚓は夜気の水分が大量に土に沁み込むと酸素不足を引き起こすので、地上にはい出し夜明けとともにまた土に潜るとあった。
見かけた蚯蚓は多分逃げ遅れて方向が分からなくなり、もがいていたのであろう。私はその蚯蚓をつまみ上げて腐葉土と化した落葉の中にそっと戻してやった。
子供の頃、この蚯蚓を小鮒釣りの餌として大量に殺生した罪滅ぼしをするかのように。蚯蚓だって一生懸命生きているのだから。
ちなみに蚯蚓は夏の季題である。

  公園の早き日の出に蚯蚓死す  英世

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