西瓜

脚の方は少しは良くなったものの、依然として状態は思わしくない。
さて、花火と同様に夏に欠かせないのが西瓜である。
子供の頃はおやつと言ってもお菓子がある訳でもなく、庭で育った胡瓜やトマト、瓜や茱萸などを捥いでそのまま生で食べていた。
西瓜も庭の畑に植えられていて、実が大きくなるのを今か今かと待ち焦がれ、父の目を盗んで熟れてもいないのに取って食べたこともある。
今のように冷蔵庫があるわけでもなく、手押しポンプで汲んだ水をたらいに貯め、それで西瓜を冷やしていた。
俳句にもよく詠まれるが、その西瓜を母が切る時の子供の目は、どれが一番大きいかと戦々恐々と目を輝かせていた。
また西瓜は種が多く、それを縁側からぷいと吐き出しながら食べるのも楽しいものだった。
その西瓜を詠んだ句の中から今日の一句をご紹介しよう。

  プイと種吐いてまた喰ふ西瓜かな 英世
 
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