もし怪我でもしたら

私の住んでいる町の名前は小笹で、その名の通りつい50年前ごろまでは山の麓から一面に竹藪が茂っていたという。
今でもその名残があちこちに点在しており、その一部は公園または保全緑地になっている。
山歩きをしないときは、それらの残った藪の中の道なき道を歩き回るのが好きで、よく歩いたものである。
と言うことで先日も歩き始めたところ、ある木道の下り急坂の前で私の足はピタっと止まってしまった。
よく見ると早くも木道が落葉に埋まってその境目がよくわからなくなっている。私の頭の中に「怪我でもしたらばからしい」と指令が走った。
今までなら何ともなく、むしろそのような道を好んで歩いたものだが、それをさせてくれない歳になったということだろうか。
私はためらわず落葉を払って木道を確認した。

  秋の山怪我でもしたらばからしい  英世

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