竹の春

葡萄と共に兼題に出されたのが「竹の春」であった。
竹の春と言うから春かと思いきや季節は秋である。また竹の秋は春の季題で、こと竹に関しては通常の概念とは異なる逆の季節である。
竹は他の植物とは違って春に筍を出して繁殖する。この時期竹は地下茎に栄養分を回さなければならないので、親竹は衰えてしまう。
一方、秋になると筍も青竹に成長するし、親竹も勢いを盛り返してくる。俳句ではこのことを竹の春と呼ぶのである。ちなみに竹を伐る(これも秋の季題)のもこの時期が良いとされている。
その竹の春を詠んだ句の中から今日の一句をご紹介しよう。

   化野の風の騒めき竹の春  英世

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