小鳥

秋の声と共に出された兼題が「小鳥」であった。
日本は渡り鳥の楽土で、秋になるといろいろな種類の鳥が群をなして渡ってくる。何々と言った固有の名前ではなく、そうした鳥の総称が小鳥である。
澄んだ秋の大空を飛ぶ小鳥のむれは美しく、見ているだけで気持ちが爽快になる。
また、秋の鳥の中にはシジュウガラやヒタキ、ヒワなどのようなきれいな羽の色の鳥が多い。
歳時記ではその美しい鳥のことを色鳥と称し、小鳥はその色鳥の傍題としているものもあるが、ホトトギス歳時記では明確に小鳥と色鳥を別の季題として分けている。
従って、ホトトギス歳時記に寄っている俳句の会「鴻臚」では、小鳥はあくまでも小鳥として詠まなければならない。
その小鳥を詠んだ句の中から今日の一句をご紹介しよう。

  小鳥来て枝から枝へ零す色  英世

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