医者の言葉 Ⅱ

長い東京の単身赴任から帰ってきた私は、疲れが出たわけではあるまいが、小さな咳が止まらずあるクリニックで診察を受けた。
その時小さな咳と38度ぐらいの熱で、私自身も大した風邪ではなく薬さえもらえばと思っていたし、医者も「大したことはないですよ」と診断を下した。
その後10日ほどして、私は再びクリニックを訪れ「どうも普通の風邪とは違うような気がする」と訴えた。
医者は念のためにとレントゲン撮影をしたとたん顔色が変わった。私の肺は真っ白になっていたのである。つまり肺炎であった。
医者は即入院するようにと言い渡した。
私が着替えを取るために家に帰ってもいいかと問うと、その時間はないと言う慌てようであった。
結果的に私の入院生活は20日にも及び、家内や会社に多大な迷惑をかけてしまったが、何とか無事生還することができた。。
後で医者は「申し訳なかった」と謝ったが、それ以来私は医者の「大したことはないですよ」と言う言葉を全く信じなくなってしった。

  鰯雲いづれ大事になることも  英世

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