一句の風景

またの世は雀に生れよ捨案山子

秋の実りの頃になると、あちこちの田んぼに案山子が立っている。
案山子が害鳥の雀を追っ払えるかどうかは別にして、案山子を立てれば安心と言ったことだろうか。
その案山子も役目が過ぎると田圃の脇に捨てられてしまう。生涯立ち続けて要らなくなれば捨てられる。
私は何となくかわいそうになり、次の世は雀に生まれ変わって来いと声をかけたくなった。
NHK俳壇の私の特選句に「立つやすぐ雀と和せる案山子かな」の句がある。
2013年(平成25年)10月「季題:案山子(秋)」

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