馬鈴薯

総じて芋類は秋の季題で、この馬鈴薯も秋である。
馬鈴薯は南米高地原産のナス科の一年生作物で、じつは実と思って食べている部分は茎が塊になったものである。
馬鈴薯は16世紀にジャカルタから渡来したというので「ジャガタラ藷」と言われ、それが後日じゃがいもになったと言う。
九州の私たちは馬鈴薯と呼ぶことは少なく、じゃがいもと呼ぶのが一般的であった。
焼酎や澱粉の材料とすることもあるが、多くは煮つけや蒸かしてそのまま食べたり、潰してサラダにしたりと今の日本人の食生活には欠かせない存在である。
また、戦後の食用難の頃はさつま藷とともに、日本人の命を救った食べ物と言ってもいいだろう。
そのじゃがいもを詠んだ句の中から今日の一句をご紹介しよう。

  じゃがいもに塩振り一家永らへる  英世

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