二者択一の危険性

二者択一の危険性について考えてみた。
二者択一とは「二つの事物の内いずれか一つを選ぶ」ことである。なぜこれが危険かと言うと、この手法を取って大衆の意思をそのように誘導できるからである。
たとえば、道を歩いていて二股に差し掛かったとする。さてあなたはどちらの道を選ぶかと質問が出た。結論はAが55パーセント、Bが45パーセントだったとすると、出題者は勇んで55パーセントの人がAを選んだと主張するだろう。しかし、Bを薦める出題者は45パーセントもの人が支持してくれたと主張し、55パーセントを隠すかもしれない。
ところが果たしてそうだろうか。他にもどちらの道にするか迷って考えさせてくれと言っている人がいるかもしれない。または勇気をもって引き返す道を選択した人がいるかもしれない。出題者は自分の都合でその他の選択を公表しないかもしれない。
この二者択一の手法は商品のPRにも利用され、消費者を我田引水していく巧妙な手段にされてはいないだろうか。
英国のEU離脱の問題を始め、日本や米国ひいては世界の将来のことをこの二者択一の手法で、YESかNOかと単純に割り切ってしまっていいものだろうか。

  秋風や凡夫は道に迷ふもの  英世

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