北九州吟行

今回のたんたん句会吟行は久しぶりに遠出して北九州市へ行った。目的地は杉田久女の足跡と「広寿山福聚寺」であった。
まず訪れたのは杉田久女ゆかりの圓通寺で、ここには「三山の高嶺つたひや紅葉狩」の句碑が彼女の直筆を復元して建てられており、毎年1月久女を慕う人々が久女忌を修している。久女の言う三山は英彦三山か企救三山の何れかだろうがはっきりしない。
続いて訪れた福聚寺は、黄檗宗(おうばくしゅう)の名刹で、寛文5年(1665)小倉小笠原の初代藩主・小笠原忠真によって創建され、開山は中国僧の即非如一禅師とある。
慶応2年(1866)長州との戦いで兵火にかかり、その多くが焼失したが、本堂(享保2年再建)をはじめ、 総門、不二門、鐘楼などに昔日の面影をとどめいる。
広大な境内には初代忠真夫妻をはじめ、住持の墓などがあり、さらに談林派の巨匠西山宗因の句碑や座禅石、法生池が樹林の中に点在しており、自然の景観と歴史の調和が見事にマッチしている。
この日は冬とは思われぬ穏やかな晴天で、まさに小春日和の一日であった。中でも福聚寺の紅葉と茶室裏の山茶花は見事というほかはなかった。
例によってその福聚寺で詠んだこの日の一句をご紹介しよう。

  山門を出づれば鐡の街小春  英世

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