季が動く

俳句には「季が動く」と言う絶対的ではないものの一種の禁じ手がある。
つまりこの句には必ずこの季題でなければならないと言うもので、句を詠む場合はそのように気を付けなければならない。
ほかの季題でも通用するような俳句はなるべく避けると言うことである。
ところが、この季が動く問題は俳句だけではない。
随筆を書くことが好きな私だが、このテーマはどうしてもこの季節でなければならないと言うものは意外と少ない。
子供の日やひな祭りの随筆であれば必ずその季節でなければならないが、そのようなものは特別な決まりや要請がない限り季節外に書くことは少ない。
ブログもそうだが、この時期に発表しようと考えていたテーマが、その時期にどうしても発表しなければならないほかのテーマが見つかり、追いやられて少しずつ順送りされることは少なくない。
そもそもエッセイとは季が動く代物なのである。

  季が動くことは避けなむ冬夕焼  英世

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