元旦

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今日は元日だと言うことで、自分の人生の決断についてお話しよう。
少し前の新聞コラムに、先の大戦末期、民俗学者の柳田国男は「御先祖になると言う古老に会って驚いた。久々に聞く古い物言いだったからだ。君は一家を構えて初代となる。家を栄えさせる力がある。早く立派な大人になれと明治の大人は子供を励ましていたそうだ。柳田は『古風なしかも穏健な心掛』(先祖の話)と感心する」と言う記事があった。
私はその御先祖になる。
私は農家の長男に生まれたが、農業に向く性格ではなく高校卒業して就職した時点で、すでに家を捨てる決心をしていた。
以降、実家に頼ることは許されないと懸命に頑張ってきたつもりだが、初代になる私は柳田国男の言う偉大な「御先祖」になり得るだろうか。
残された時間の中で少しでもこの御先祖になり得るように身を慎み、息子たちから「父は偉大な御先祖であった」と言ってもらえるように努力することを心に誓う元日である。

  元旦や吾はこの家の御先祖に  英世

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