初鏡

初鏡とは正月に初めて化粧すること、またはその化粧した顔を映す鏡そのものを言う。
女性に限らずその年の初めにきれいにした顔を鏡に映して見るが、そこにはどことなく華やぎのある顔が映る。それだけに俳句に詠む場合はその心の昂ぶりを表現することが多い。
鏡は太古の昔から神聖なもので、姿を映すだけではなく心を映すと言われ、心を正す規範としての鏡(鑑)の意味もある。
神社の御神体に古代の銅鏡が用いられことが多いが、それも鏡の神秘性からすれば分かるような気がする。
横綱昇進を確定的にした稀勢の里は、この初鏡に一体どんな顔を映しただろうか。
その初鏡を詠んだ句の中から今日の一句をご紹介しよう。

  初鏡嫌ひな吾の映りをり  英世

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