春は名のみの

また寒波がぶり返してきた。
立春を過ぎれば暦の上では春のはずだが、実体感としてはまだまだ冬で「春は名のみの風の寒さよ」という歌が思わず口に出る。
それにしても今年の春の訪れは遅そうである。庭や植物園の花たちはまだ眠っており鳥の声もあまり聞こえてこない。
そもそも立春をもって春、立秋をもって秋とする東洋の二十四節季の設定が、実際の気候とはかなりかけ離れているような気がする。
西洋では春は春分から夏至の前日まで、秋は秋分から冬至の前日までとなっているが、東洋ではそれよりかなり早くなっている。
そう言いながらも古くから「暑さ寒さも彼岸まで」と言う言葉がある。
昔の日本人もこの四季の設定に疑問を感じていたのではなかろうか。

  春立つや植物園はがらんどう  英世

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