日永と夜長

今朝もまた新しい雪が積もっていた。明日までは降りそうである。
さて、立春を過ぎて日一日と日が長く感じられるようになってきた。そのようなことを言う春の季題に「日永」があるが、その日永の「永」について考えてみた。
実は同じような秋の季題に「夜長」があるが、こちらは「長」の字が使われている。この永と長の違いが気になって仕方がない。
文字を書くことを趣味としている身で、その違いが分からぬ訳ではないが、日永はどう見ても「日長」と書くべきではないかと思うのである。
ところが、どの歳時記を見ても日永は日永である。
永遠とか永久の意味の永を此処に持ってくる意味は何だろうかと考えていたところ、ある資料にいずれも物理的な時間の長短を表すもので、どちらを使ってもいいし、単なる好みや慣習であると書いてあった。
そういえば日永と書いた方が柔らかくて暖かい春のイメージに添うような気がするし、夜長の方は文字から来るイメージが硬く、秋の静かな長い夜を連想させてくれる。
                                                                                                                                                     
  眠り猫突如欠伸の日永かな  英世

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