私の好きな一句

戒名は真砂女でよろし紫木蓮  真砂女

以前、俳句のはの字も知らないときに鈴木真砂女の割烹「卯波」を訪ねたことをお話ししたが、それ以来彼女の句には注目して読んでいた。
彼女の強烈な個性は「羅や人悲します恋をして」に窺われる。純愛ではなく不倫と言う愛の葛藤を彼女なりの俳句にしたものである。
そのような真砂女であるが、反面物事にこだわらないさっぱりとした性格も持ち合わせているのではなかろうか。
死んでしまえば何もかも終わりである。死してもっともらしい戒名などいらない。
この句はそのさっぱりした性格を好きな紫木蓮に託して存分に発揮した句だと言えよう。

  木蓮や真砂女の卯波とは知らず  英世

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