夏霞

昨日は予期せぬ事態で今までの記事を全部削除したが、気を取り直して今日から改めて出発するとしよう。
さて、季題で霞と言えば春三月であるが、夏特に初夏にもよく霞がかかることがある。これが夏霞で今回の兼題であった。
歳時記には「夏期にも遠景や沖合が霞んで見えることがあり、これを夏霞という」と、ただこれだけしか記されていないが、実際はもっと説明を要してもいいのではと思う。
山好きの私にとってはこの夏霞や夏霧は重要な気象要件である。
久住の山頂に立つと遠く阿蘇や祖母を見渡すことが出来るが、お昼ごろまで見えていたその山々がだんだん見えなくなってくることが往々にしてある。つまり夏霞というか夏霧の発生である。
見ている分には何とも大らかで雄大であるが、こうなると下山を急がねばならない。霞や霧が雨を呼ぶことは自然の掟であり、これを軽視するととんでもないことになりかねない。
かつて祖母山から傾山を目指した時にこの夏霞に会って、やむなく登頂を断念して引き返したが、それが結果的に正解であったことを思い出した。
この日は残念ながら夏霞の入選句はなかった。たまにはこんな日もあるだろう。

 里山の遥かに海の夏霞  英世

スポンサーサイト

コメント

大丈夫ですか。

大津様、今までの記事を全部削除なさったとのこと、
意図的になさったのなら、お考えあってのことでしょうが、
楽しみに読ませていただいていた私としてはびっくり!です。
私は前のブログ自体が英文化するというので、慌てて
今のブログに引っ越ししましたら、文章は大丈夫でしたが
画像がみんな白紙になってしまって。今少しずつ修復して埋めています。

夏霞という季語もあるのですね。良い響き感じですが、
最近はずっとPM2,5の濃度が太宰府はとても高くて基準をはるかにオーバー。
そのせいか、目がしばしば時として頭痛も。こんなに眩しい初夏なの、残念です。
困ったことです。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hideyo.blog69.fc2.com/tb.php/2-7ddfdfb3

 | BLOG TOP |