一句の風景

沈黙も色の一つや冬景色

冬は色を消してしまい、ただあるのは黒と白あるいは灰色の世界である。その色に加えて、他も畑も街中までか森閑として静まり返ってしまう。
そのようななかに近くの山を歩いていると、木の葉を揺らす風の音だけだが時折ごおっと聞こえて来る。
そしてまた静まり返ってしまう。鳥の声もまた夏場に聞こえるせせらぎの音もしない。
その世界にしばし一人佇んでいて、そうだこの何も聞こえない世界こそが冬だ、沈黙も冬の色だと思えて詠んだ句である。
2010年(平成22年)12月「季題:冬景色(冬)」

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コメント

Re: タイトルなし

おはようございます。
日本の色は500色近くあり、それでも基本は白と黒だそうです。
その両極端の色を持つ冬景色といいたところでしょうか。

英世さま、おはようございます。

私は秋頃にススキ野原を見て、灰色や色のない状況もそれを色として表現したいと思っていましたが、作れないままでした。
なので英世さまのお句にハッとしました。
ドキッとしました。

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