冬野一月号

正月にふさわしく墨の匂いの新しい冬野が届いた。
冬野新年号を見ると、過ぎし一年に想いを馳せ真面目に俳句に向かわねばと、決意を新たにするものである。
例によって、私の冬野一月号の入選句並びに他句会の入選句をご紹介しよう。
冬野一月号
 反転の蜻蛉に何の思案かな
 秋晴や駅弁売の声透る
 末枯の残る一花を供華として
 露けしや母なき里に母を詠む
 ゐのこづちにも人見知りあるやうな
 秋天やおにぎりだけの山の昼
 祖の命つなぎ止めたる木の実かな
 時雨るるや炭住に見る暮しぶり
 官兵衛の寓居の井とや菊の雨
 神殿の千木の高さにある小春
 一条に託す仏心冬の滝
冬野インターネット俳句会
 園児らの笑顔に餅の搗き上がる
 母なくも里は里なり縁小春
 教会は島のシンボル冬ぬくし
 何もかも古くなりけり冬座敷
 庭先に妻の呼ぶ声小六月
俳句ステーション
 コスモスや影なき子らの声高し(12月号補追)
 迷ひたる径らし落葉深くなる
 鄙宿の暗き湯殿や雪女郎(特選・地賞)
 地に還る色とし枯るるいぼむしり
愚陀佛庵インターネット俳句
 幼子に諭され蛇の穴に入る(特選・11月号補追) 
 木枯と共に乗り込む渡船かな
 実盛の胸中如何に木の葉髪
現代俳句インターネット句会
 口開けば死ぬことばかり風邪引女
 着ぶくれて癖になりたるおういお茶
 毛糸編むどこか奇妙な左利き
 二人して取らぬ電話や炬燵猫

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コメント

Re: あけましておめでとうございます

おはようございます。

早いものでもう七日、七草がゆの日です。
お正月はいかがでしたか。
後ほどゆっくりお聞かせください。

あけましておめでとうございます

ゆっくりの更新になってしまいました。
今頃パソコンを開いています。

ご家庭での、またご実家での賑やかなお正月を拝見させていただきました。

今年は私も活気あふれる賑やかな一年にしたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

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