鍋もの

少し前の朝日新聞のコラム欄に、夫婦になって何年経っても郷の雑煮の味は譲れないという記事があった。
それに関連して、幸田文の鍋ものに関する記述を掲載していた。
「鍋ものは雪より多分木枯らしのほうがいいかともおもうのだ」。
確かに関東ではあの空っ風の中に鍋の煮え立つ音が素晴らしいかもしれない。酒も進むかもしれない。
だが、コラム子は「日本海側ではやはり鍋は雪の夜かと思う」と言っている。しんしんと降り積る白一色に窓明りがこぼれ、さて、囲むのは何の鍋だろうかとも述べている。
それほど日本列島は細長く、さまざまな気象条件の中で様々な冬の鍋を楽しんでいる
我が街博多でも鍋は冬の定番料理である。
鶏の水炊き、河豚ちりにモツ鍋。何れも温かくなること請け合いである。
はたして博多の鍋にはどんな景色が似合うのだろうか。

 吾は筑後妻は豊後の雑煮かな  英世

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コメント

Re: タイトルなし

乙羽さま

日本の鍋の文化は村社会、結いの社会に起因しているかもしれませんね。
湯豆腐にちゃんこなべ、いも煮会、果ては摩訶不思議な闇汁と鍋の文化は楽しいですね。

英世さま、おはようございます。

鍋ほど日本の叙情を表してくれるものはないと思います。
と言っても我が家に置いては乙羽鍋のみですけれど(笑)

俳句の件、いつもありがとうございます。
こちらでお礼を申し上げます。

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