初雀

その昔、俳句の季題に初と付いたものが何と多いことかとお話したことがある。
一年の始まりは正月で、正月が来ればあらゆるものが新鮮に感じられ、そのことに初の字を当てたのであろう。
この初雀も年が明けて初めて見る雀で、同様に新年の季題である。その初雀が今回の鴻臚句会の兼題であった。
雀は日本人にとってなじみ深い小鳥で、おとぎ話などにも度々出て来る。
年明けに初めて見る雀にどのような感動を覚えたか、また正月の雀がどのような動きや鳴き声を見せたのか、興味深いところである。
なお、似たような季題に寒雀があるが、初雀と寒雀はおのずと違いがある。その違いをどのように詠むかも肝心だろう。
例によってこの日の入選句をご紹介しよう。

 日溜りの屋根が定席初雀  英世

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