目覚まし時計

私の部屋には三つの目覚まし時計がある。その中には少々古くなったが、東京に単身赴任の折に必要だろうと買った時計もある。
それぞれ個性のある時計ばかりで、その個性の所為か時刻も少しずつずれて来る。半年に一回ほどはその三つの時刻をそろえなければならない。
実際目覚ましに使っているのは平凡な文字盤の丸型の時計だが、これは目覚めの時刻になると他の2台とはまったく違って誠ににぎやかな音を奏でる。
時刻になるとまず「温かいあなた好き」と女性の素敵な歌声で始まり、続いて「お目覚めの時間ですよ、今日も頑張って下さいね」とその女性の優しいささやきが聞こえてくる。
これだけなら、このまままた眠ってみたくなるものだが、その後がけたたましい。
アントニオ猪木のだみ声で「起きてますか、今日も元気に一・二・三ダア…」と来る。まるで猪木特有の喝を入れるパンチのようで、到底眠り続けることは出来ない。しかも起きて止めるまで何回も繰り返すから始末におえない。
最近は年をとったせいか目覚ましのなる前に目が覚めてしまうが、この声を聴きたくて目覚めてもしばらくはこの目覚ましをかけっぱなしにしている。

 春立つと言へど眠いものは眠い  英世

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