菱餅

私は俳誌「冬野」に所属しているが、その中で伝統的な句会「冬野句会」に初めて参加した。
選者や句友も他の句会のメンバーと概ねダブってしまうが、それでも新鮮な気持ちで句会に臨むことが出来た。
初めての冬野句会の兼題は「菱餅」「春めく」であったが、今日はその菱餅についてお話をしよう。
子供の頃、我が家では季節ごとの様々な節句行事には、母が必ず供え物を作りそれをみんなで楽しく頂いていた。
菱餅はご承知のように雛の節句のお供え物である。
二臼の餅を搗き、一つはピンクに一つは緑色に染め上げ茣蓙に平たく並べる。
少し冷やした後でそれを小さな菱形に切ったのが菱餅で、高杯に数枚重ねて供えていた。
その切れ端を小さく刻んで雛あられを作ったのもなつかしい思い出である。
例によって初めての冬野句会の入選句をご紹介しよう。

 菱餅の反り返りたる鄙の宿  英世

スポンサーサイト

コメント

この句の情景、私もどこかで遭遇したような。

大津様 雛節句いいものですね。昔は季節ごと、節目節目の行事、
家庭でも大事にしていましたね。今は我が家はやり方が雑になって。桃の花と菜の花を玄関のカメ(沖縄の古酒の甕再利用)に。
小さな小さな夫婦雛を飾る程度。今年はちらしずしや蛤の
お吸い物も省略。忘れてました・・・最も博多は4月3日が
お雛様だったように記憶しているのですが。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hideyo.blog69.fc2.com/tb.php/294-f32b1692

 | BLOG TOP |