川下り

三月の声と共に川下りの季節がやって来た。
酒蔵開きのあとの川下りはこのところの寒さも弛み、春風が頬に心地良く、柳が青むといった素晴らしい川下りであった。
川下りと言えばこの辺りでは柳川の川下りで、豪快な急流を下る球磨川の川下りなどとは違い、掘割をゆったりと巡り周りの景色を見ながら楽しむものである。
今はまさに柳川ひな祭りの時期で、立花家の別邸「お花」や岸辺にはさげもんや古式ゆかしい雛飾り、現代風の愉快な雛飾り、そして川下りの船に雛飾りをしたものまであった。
川下りの待ち時間に、ひしむらの女将と魚屋に買い物に行った。このあたりでは有明海の珍しい魚介類を売っている。
この日も新鮮なくっぞこ(靴底・舌びらめ)、わらすぼ、うみたけ等有明海独特の珍味を買い求め、その夜はひしむらでその魚に舌鼓を打ちながら、美味しいお酒をたっぷりと味わうことが出来た。
地元筑後出身の私には、有明海の魚介類はまさに食の故郷のような気がする。

 芽柳や家紋壊えたるなまこ壁  英世

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