柳鮠

せせらぎの音が聞こえるようになった小川を覗くと、春の光に映えてきらりと光る小魚を見ることがある。鮠(はや)である。
鮠と言っても特別に鮠と言う名の魚がいるわけではなく、オイカワやウグイ、カワムツ等の類を総称して鮠と呼んでいる。
俳句ではこの鮠のことを柳鮠(やなぎはえ)と言って春の季題にしている。
何故春の季題にしているのかはあまりよくわからないが、私的には柳の芽吹く頃、つまり春の季節に活発に動き出すことから春の季題になったのだろうと解釈している。
日一日と暖かくなるこの季節はつい小川の流れを聞き、水に手に触れて見たくなるものである。
その小川を活発に泳ぎ回る柳鮠に一段と春を感じてくる。
例によってこの日の私の入選句をご紹介しよう。

 健気にも堰に取りつく柳鮠  英世

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hideyo.blog69.fc2.com/tb.php/311-1b5d9f05

 | BLOG TOP |