キツネの恩返し

昨日の昼過ぎから急にお腹の調子が悪くなり、さては持病の憩室炎かと用意の抗生剤を飲み夕食を抜いて絶食に入った。
今朝起きると何ともなく、もしかしたら単なる暴飲暴食の付けだったのかも知れない。多分大事には至らないだろうが、しばらく絶食と薬の服用で様子を見ることにしよう。
さて話は変るが、日本には鶴の恩返しを始め、舌切雀など動物の恩返しの物語が多い。
それほど里の動物と人間とが身近に暮らしていたと言うことであろう。
ふくおか歴史散歩という小冊子を読んでいたら、福岡にもそのような恩返しの話があった。
雁林町(今の大名一丁目あたり)に町の何と同じ雁林先生と言う御典医がいた。
若い頃京で医学をおさめて帰る途中に、不思議な病に取りつかれ高熱が何日も続いた。
その時どこからともなく水もしたたる若衆が現れ、かいがいしく看病するとさしもの高熱も下がり無事回復した。
先生が「何者ぞ」と問うと、先日のキツネでございますと答えコンと啼いて消えたと言う。
雁林先生は「されば旅先で子供たちにいじめられていたとき救ってやった子ギツネであったか」と気が付いたのである。
その時キツネが教えた熱さましの妙薬は大当たりし、病院は押すな押すなの大盛況だったとか。
私の病にもこのような恩返しがあると良いのだが。

 薫風や情けは人のためならず  英世

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